しかけ絵本とは

しかけ絵本の魅力や楽しみ

しかけ絵本とは、ページを開くと折りたたまれた紙が立ち上がる飛び出しや、めくったり、回したり、つまみを引いて動かしたり、ページに穴が開いていたり、本を開くと絵が動いたり、ページを開いたり触れると音が鳴るしかけ等々、本の中に何かしらのしかけが施されている本のこと。

しかけ絵の種類

しかけ絵の種類

絵や音が飛び出す、つまみを引っ張る、回す、めくって絵が変わる、ページに穴があいていて絵の変化を楽しむ、本にパペットや指人形が付いていて手や指を入れて動して遊ぶ、光を当てて影絵を楽しむ、名作のしかけ絵本、のぞきからくり(蛇腹になった本を延ばし手前の穴からのぞいて風景を楽しむ)、本にブラックライトを当てると隠れている絵が登場する、本を360度広げて円形のメリーゴーランドのようにして楽しむ、パラパラまんが、紙の色や素材の変化で表現されている本、布の絵本、等々様々あります。

しかけ絵本の歴史

しかけ絵本の歴史

書物の中にしかけが使われたのは16世紀頃。科学の発展に伴い医学、天文学、地理学、等でより分かりやすく表現するためにしかけの技法が使われていました。絵本の中でしかけが使われたのは18世紀になってからで、19世紀になって盛んに使われるようになります。

しかけ絵本と知育

しかけ絵本と知育

しかけ絵本が元々は天文学や医学書等から始まった事からも分かるようにしかけを使うことで難しいことも分かりやすく説明することが出来、触ったり聞いたりなど小さな子どもでも興味を持ちやすくすることが出来るので、勉強するというよりも楽しく遊んでいるうちに覚えてしまう感覚です。
現在出版されているものは形や色、数や時計、言葉から宇宙、人体、地学、プログラミング等々幅広いです。

しかけ絵本の選び方

しかけ絵本の選び方

店で、何才の孫だけどどれがいいですか?というご質問がよくあります。年齢はあくまでも目安とお考えいただきたいです。しかけ絵本の楽しみ方は様々で、まだお話が分からないようなお子様でもご両親がしかけを動かしたりしながら話しかける事でコミュニケーションが生まれお話は読まなくても一緒に楽しむこともできます。小さなお子様で本の扱いがまだ分からない時は見せてあげてしかけ絵本の楽しさや驚きを体験し、自分で触って楽しんでほしい時は丈夫なしかけ絵本にして、本の扱い方が慣れてきたら飛び出すようなしかけ絵本も最初は一緒に見てあげるとよいと思います。

お子様が選んだ場合は幼かろうが難しかろうがお子様が決めたことを尊重していただきたいと思います。大切にされると思います。

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